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フリーランスエンジニアの経費にできるもの一覧|経費率についても理解しよう

フリーランスエンジニアの経費にできるもの一覧|計比率についても理解しよう

「フリーランスエンジニアで経費にできるものを知りたい」
「また、経費率についても詳しく知りたい」

このような方に向けて「フリーランスエンジニアの経費にできるもの一覧|経費率についても理解しよう」を徹底的に解説していきます。

この記事が提供する価値

  • フリーランスエンジニアの経費として計上できる費用の一覧表
  • フリーランスエンジニアで経費計上できないもの
  • フリーランスエンジニアで注意するべきこと

上記の内容を解説していきます。

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目次

フリーランスエンジニアの経費として計上できる費用の一覧表

フリーランスとして働くエンジニアは、年末の確定申告で収入と費用を申告して控除額を計算して、最終的な納税額を算出する必要があります。

以下の表は、経費として計上できる出費の一覧です。

経費の内容理由計上科目
クライアントへの配送料業務中の経費として計上荷造運賃
仕事先までの交通費仕事先までの交通費限定旅費交通費
仕事で使うスマホ代金仕事場で使った分限定通信費
ホームページ作成効果が短期間の物が多い広告宣伝費
同業者との会席仕事上の付き合いのため接待交際費
スタバで資料を作成カフェでも仕事なら経費会議費
業務の資料を印刷仕事用の資料だから消耗品費、雑費
開発用ソフトウェア(30万円以上)5年間経費にできるソフトウェア償却
家賃仕事で使用するスペース地代家賃
事業税事業に関わる税金のため租税公課
フリーランスエンジニアの経費として計上できる費用の一覧表

接待交通費や消耗品などの科目は、適用範囲が広いので、事前に細かくチェックして経費として計上しておきたいところです。


フリーランスエンジニアで経費計上できるもの

フリーランスエンジニアとして働くなら、普段の日常生活の中で、経費として計上できるものをチェックしておくのがベストです。

この章では、フリーランスエンジニアの経費として計上できる会計科目について、1つずつ詳しくみていきます。

費用として計上できるものを知って、事業に掛かる経費を計上していきましょう。


経費1.通信費

通信費とは、仕事をしていく上で必要となるインターネット料金や電話、郵便物に関わる経費の総称です。

フリーランスエンジニアの場合、自宅で働く方が大多数ですが、パソコンを使う仕事にはインターネット回線が必要不可欠です。

また、電話回線も通信費として計上できます。そのため、毎年の確定申告で通信費を経費として計上する機会が非常に多くなるでしょう。


経費2.パソコン

フリーランスエンジニアには必須のプログラミング用のパソコンですが、実は「消耗品」や「減価償却費」として計上できます。

パソコンの購入価格が10万円以上の場合は「減価償却費」で、10万円未満の場合には「消耗品」という扱いです。

フリーランスエンジニアが購入するパソコンは、処理速度が早い10万円以上のパソコンがほとんどです。そのため、減価償却として計上する方が多いでしょう。


経費3.広告宣伝費

フリーランスエンジニアが営業をして案件獲得のために使用した出費は、「広告宣伝費」として計上できます。

具体的には、名刺作成に掛かった費用やセミナーへの参加費、イベントへの参加費などが挙げられます。

ただし、イベントやセミナーによっては、領収書を出せない場所もあるので、事前に領収書発行の可否を確認しておきましょう。


経費4.交際接待費

フリーランスエンジニアとはいえ、同業者と会食したり、どこかに遠出する機会も出てくるでしょう。

同業者との食事や旅行は「交際接待費」として計上できます。

同業者との会食や旅行をする際は、領収書をきちんともらって経費として計上していきましょう。


経費5.交通費

フリーランスエンジニアでレンタルオフィスやコワーキングスペースなどを使用している方は、往復の交通費を「交通費」として計上できます。

プライベートで使用している交通費は、経費として計上できないので注意しましょう。


経費6.食事代

食事代金であれば、すべて経費として勘定できる訳ではありません。

カフェやレストランでも、業務をしていれば「会議費」としてみなされます。また、同業者との会席であれば、「接待交通費」に計上されることになります。

ただし、領収書の無い経費は食事代として勘定されないので注意しましょう。


経費7.スーツ代

基本的には、スーツ代は消耗品か福利厚生費として計上できます。

しかし、たとえばオーダースーツで数十万円もするスーツは、仕事用のスーツとしては不適切だとして、経費に計上できないことも。

基本的には、スーツ購入費の5分の4は経費で、残りの5分の1が経費として計上されるのが一般的です。


経費8.家賃・光熱費

自宅を仕事場として使用しているフリーランスエンジニアは、自宅の家賃や光熱費を経費として計上できます。

ただし、光熱費に関しては、仕事場として使っている部屋の占有率、仕事部屋で使用している光熱費の割合をもとに細かい計算をする必要があります。

細かい光熱費の計算内容に関しては、事前に検討の上、準備しておきましょう。


経費9.書籍代

最新の言語やトレンドについて、書籍を使って勉強する場合は、書籍購入代金を「新聞図書費」として経費に計上できます。

ちなみに、漫画や雑誌は計上できないので注意しましょう。


経費10.サーバー・ドメイン代

自宅を拠点に働くフリーランスエンジニアで、サーバーやドメインを利用している方は、「通信費」として計上できます。

サーバーやドメインを自宅で契約している方は、忘れずに経費として計上しておくようにしましょう。


フリーランスエンジニアで経費計上できないもの

フリーランスエンジニアが経費として計上できないものは以下の通りです。

  1. 所得税や住民税
  2. 一人での外食費
  3. 国民年金や国民健康保険

所得税と住民税は、フリーランスエンジニアの業務とは関わりのない個人の税金です。そのため、経費として計上することはできません。

また、個人の食事にかかる費用も、業務をする目的ではないなら経費として計上することは不可能です。

国民年金と国民健康保険は経費として計上できませんが、所得控除という形で、課税金額から引くことができます。


フリーランスエンジニアで注意するべきこと

フリーランスエンジニアが確定申告などの経理処理で気をつけるべき点は何でしょうか?

この章では、経理処理でとくに注意したいポイントについて解説します。


領収書の保管期間

フリーランスエンジニアの領収書の保管期間は、白色申告か青色申告かによって変化します。白色申告の場合は5年間、青色申告の場合は7年間の保管が義務化されているので注意しましょう。

また、白色申告の場合は5年間の保管義務ですが、その他の場合は一律で7年間の保管義務となっています。そのため、経理上の混乱を避けるためにも、7年間の保管で統一するのがおすすめです。


独立するための費用も計上できる

独立開業に掛かる費用は、「開業費」として計上できます。ただし、厳密には経費としてではなく、「繰延資産」の資産として翌年から減価償却されることになります。

このような複雑な仕組みになっている理由は、事業を開業したら「数年にわたって効果をもたらす」と考えられるためです。

独立開業をしてフリーランスエンジニアとして稼ごうと考えているなら、開業費の経理上の扱いについて知っておきましょう。


まとめ

ここまでで「フリーランスエンジニアの経費にできるもの一覧|経費率についても理解しよう」の解説は以上です。

経費の内容理由計上科目
クライアントへの配送料業務中の経費として計上荷造運賃
仕事先までの交通費仕事先までの交通費限定旅費交通費
仕事で使うスマホ代金仕事場で使った分限定通信費
ホームページ作成効果が短期間の物が多い広告宣伝費
同業者との会席仕事上の付き合いのため接待交際費
スタバで資料を作成カフェでも仕事なら経費会議費
業務の資料を印刷仕事用の資料だから消耗品費、雑費
開発用ソフトウェア(30万円以上)5年間経費にできるソフトウェア償却
家賃仕事で使用するスペース地代家賃
事業税事業に関わる税金のため租税公課
フリーランスエンジニアの経費として計上できる費用の一覧表

本記事は以上です。

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